工務店向けのシステムが集まる「住宅DX展」と、BIMや現場管理システムが出る「建設DX展」が、2026年8月26日(水)から28日(金)までインテックス大阪で開かれる。3日間とも10時から17時まで。断熱材や床材、外壁材が並ぶ「建材・設備 EXPO」を含む11の展示会が、同じ会場で同時開催になる。

出展する分野

住宅DX展の出展製品に挙がっているのは、見積/積算システム、資材調達/駐車場手配支援、施工管理システム、住宅CAD、BIM、パース作成、住宅プレゼンVR、集客/営業支援システム、顧客管理システム、WEB制作/アクセス解析。工務店向けDXソリューションと工務店コンサルティングも同じ枠に入る。

建設DX展の出展対象は、BIM、CIM、CAD、ICT建機、次世代足場、現場管理と工程管理のシステム、業務効率化システム、測量機器、建設ロボット。工事側の技術が中心で、住宅DX展とは扱う業務が分かれる。

同時開催の建材・設備 EXPOには、断熱材と遮熱材、屋根材、床材、外壁材、内装材、木材、フローリング、デザイン建材、サステナブル建材、開口部材、構造材、建築金物、給排水設備、冷暖房と空調の設備、外構が出る。主催のRX Japanは、この展示会の来場者層として設計事務所、工務店、住宅メーカー、リフォーム会社を挙げている。残る8展は、スマートホーム EXPO、建物の脱炭素 EXPO、建物リニューアル EXPO、スマートビルディング EXPO、ビルメンテナンス EXPO[大阪]、建設現場イノベーション展、不動産テック EXPO、マンション経営・管理支援 EXPOで構成される。

入場と登録

入場料は無料。ただし事前の来場登録がないと会場に入れない。課長職以上を対象にしたVIP来場登録が別に用意されている。セミナーの聴講は来場登録とは別の申し込みになる。

図面と拾い出しを扱うセミナー

セミナーは3日間で全40講演。聴講は無料で、事前の申し込みが要る。見積の前工程にあたる図面の読み取りと拾い出しを主題にした講演は5本ある。

日時 講演番号と講演名 登壇
8月26日 12:00-12:45 EX-2 BIMデータ審査2029 — 整える・確かめる・繋ぐ・回す、AIで進化する4つのプロセス Arent コンサルティング本部 シニアBIMコンサルタント 茅根哲朗
8月26日 15:00-15:45 EX-4 図面チェック・打ち合わせの効率化とAI活用のユーザー事例紹介 BuddyBoard 小坂来造
8月28日 12:00-12:45 EX-10 「PDF図面読取り精度99%達成の衝撃」と「デジモケ」の情報共有活用術 U’sFactory 代表取締役社長 上嶋泰史
8月28日 14:30-15:15 JB-18 建築業界のための生成AI活用超入門 〜 生成AIを「使う」から「使いこなす」へ 〜 日本マイクロソフト 業務執行役員 エバンジェリスト 西脇資哲
8月28日 15:00-15:45 EX-12 その一枚の図面から、建設の生産性は変わる — AIに任せる仕事、人が握る判断 AICE 取締役CSO 星田大輝

EX-10は、PDFしかない図面から3Dモデルを作り、積算から見積書の自動作成、協力会社が使うところまでをつなぐ手法の紹介。EX-12は、2D図面の読み取りと拾い出し、検図のうちどこをAIに渡してどこを人が握るかを、実案件をもとに切り分ける内容としている。EX-2は、2029年のBIMデータ審査に向けたデータの整え方を扱う。

制度側の講演では、国土交通省の菊田一行 施工自動化企画官が26日12時30分から「i-Construction2.0が変えるこれからの建設現場」に立つ。講師とプログラムは変更の可能性があると主催者が断っている。

27日には建設DX リアル情報交換会と不動産業者交流会も開かれる。

確認先: JAPAN BUILD OSAKA 公式セミナープログラム