2026年7月第4週に確認した建材・住宅関連企業の信用情報は3件。集成材メーカーの破産手続き開始決定、注文住宅中堅の民事再生申立て、建材メーカーの海外工場閉鎖決議で、いずれも一次情報(帝国データバンクの倒産速報、当該企業の公式告知・適時開示)で確認した。

企業 所在地 内容 負債額 確定日
菱秋木材 秋田県能代市 破産手続き開始決定 約29億8000万円 7月14日
アエラホーム 東京都千代田区 民事再生法の適用を申立て 約61億6000万円 7月16日
ウッドワン 広島県廿日市市 NZ子会社の単板工場閉鎖を決議 該当なし 7月15日

菱秋木材、破産手続き開始決定

集成材製造の菱秋木材(秋田県能代市)が7月14日、秋田地裁から破産手続き開始決定を受けた。負債は2024年8月期末時点で約29億8000万円。主力は構造用集成管柱「ちからもち」で、2025年7月31日までに事業を停止していた。債権届出期限は8月14日。詳細は個別記事を参照。

アエラホーム、民事再生を申立て

注文住宅を全国展開するアエラホーム(東京都千代田区)は7月16日、東京地裁に民事再生手続開始を申し立てた。負債総額は約61.6億円で、債権者は金融機関4社と取引業者など約560社。注文住宅事業は東証グロース上場のロゴスホールディングスが設立した子会社が、10月1日付(予定)の吸収分割で承継する。受注済みの建築工事の中止や施主との契約終了は「一切ない」と告知している。リフォーム事業とフランチャイズ事業は承継対象外。詳細は個別記事を参照。

ウッドワン、NZ子会社の工場閉鎖を決議

建材メーカーのウッドワン(東証スタンダード、7898)は7月15日、ニュージーランドの連結子会社Juken New Zealandのノースランド工場を閉鎖すると取締役会で決議した。同工場が担ってきた単板(ベニヤ)の製造機能はワイララパ工場へ移し、操業停止と閉鎖は8月末を予定する。閉鎖にかかる固定資産の減損損失は2026年3月期に計上済み。詳細は個別記事を参照。