12月分からの値上げ

日鉄建材は10月20日、建築建材製品の追加値上げを発表した。日刊鉄鋼新聞と日刊産業新聞(いずれも10月21日付)によると、対象は軽量形鋼、角形鋼管(角パイプ)、ロールコラムの3品で、11月新規引き受け分(12月分)からトン当たり5000円引き上げる。日刊鉄鋼新聞は、さらなる値上げも検討していると報じている。

品目 今回の改定 今年度の累計 実施
軽量形鋼・角形鋼管・ロールコラム トン5000円 トン2万5000円 11月新規引き受け分(12月分)から
デッキプレート 累計幅を明示 トン2万5000円 同上
丸パイプ 累計幅を明示 20% 同上

デッキプレートは、これまで物件ごとの見積もりに値上げを織り込み、個別に交渉してきた。今回は改定幅をはっきりさせるため、建材3品と同じく今年度累計で2万5000円の値上げとする。丸パイプは日刊鉄鋼新聞の見出しで、母材の値上がりを反映したものとされている。

今年度3回目の値上げ

日鉄建材の建築建材製品の値上げは、今年度これで3回目になる。

発表 建材3品 丸パイプ 実施
2026年3月13日 トン1万5000円 10% 4月新規引き受け分(5月分)から
2026年6月18日 トン5000円 トン5000円 7月新規引き受け分(8月分)から
2026年10月20日 トン5000円 累計20%へ 11月新規引き受け分(12月分)から

3月は母材価格と諸コストの上昇を、6月は中東情勢の悪化によるコスト高と、原板を仕入れる高炉メーカーからのトン5000円の値上げ要請を理由に挙げていた。

発注への影響

軽量形鋼、角形鋼管、ロールコラム、デッキプレートは鉄骨造の住宅や店舗、倉庫で使う部材で、11月に新しく引き受ける12月分以降が今回の値上げの対象になる。同社の公式サイトのお知らせ一覧には、10月22日時点で今回の価格改定は載っていない。

確認先: 日鉄建材 お知らせ