合板や木材、建材の卸を手がけるJKホールディングスが、本橋木材(東京都清瀬市)の発行済株式すべてを取得する契約を8月17日に結んだ。18日に開示した。本橋木材は10月1日付でJKホールディングスの連結子会社になる予定で、同社は多摩エリアの事業基盤が広がるとしている。
本橋木材はどんな会社か
本橋木材は1961年3月の創業、1987年10月1日の設立で、東京都清瀬市元町で木材と建材の加工と販売を手がける。代表は本橋利之、従業員は5名、資本金は1,000万円。売上高は2024年9月期にいったん落ち込んだが、2025年9月期は6億8,800万円まで戻し、営業損益も黒字に転じている。
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年9月期 | 713百万円 | 17百万円 | 27百万円 | 9百万円 |
| 2024年9月期 | 640百万円 | △2百万円 | △2百万円 | △3百万円 |
| 2025年9月期 | 688百万円 | 19百万円 | 20百万円 | 17百万円 |
取得の枠組み
取得の相手先は本橋利之ほか3名で、JKホールディングスの本橋木材株の保有は0株から200株(議決権比率100%)になる。取得価額は開示されていない。JKホールディングスは「適切なデューデリジェンスを実施しており、公正妥当と考えられる金額にて取得することを予定」としている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取得株式数 | 200株(議決権比率100%、異動前は0株) |
| 取得価額 | 非公表 |
| 契約締結日 | 2026年8月17日 |
| 子会社化 | 2026年10月1日(予定) |
本件がJKホールディングスの連結業績に与える影響は軽微だと同社は見込む。修正の必要が生じた場合は改めて公表するとしている。子会社化後の商号や取引条件は公表されていない。
拠点を買い足す卸の動き
JKホールディングスは合板の製造販売、木材の加工販売に加え、合板と合板二次製品、建材、住宅機器などの卸売を手がける。中期経営計画「Value Proposition27」では「M&Aを通じた拠点整備による基盤事業の強化」を重点施策に置いていて、今回の取得もその一環と説明している。
子会社化の開示は今年3件目になる。2月17日に荒木建材店、4月2日に調布ハウジングの取得を開示していて、今回で3社目が加わる。多摩地区で本橋木材から木材や建材を仕入れてきた工務店にとっては、仕入先の資本がJKグループに移る。



