福井コンピュータアーキテクト(福井県坂井市)は7月22日、リフォーム向けの画像生成サービス「AI建材リフォーム ReCoFit(リコフィット)」を8月19日にリリースすると発表した。価格は月額5,000円から。スマートフォンやタブレットで撮った現場写真から、リフォーム後のイメージ画像を作る。販売窓口は同社。

実建材・実塗装色と連携する

連携先は同社が運営するデジタル建材サイト「3Dカタログ.com」。国内主要メーカーの建材・住宅設備のデータを収めるWEBショールームで、ARCHITREND シリーズとのCAD連携には別途の有料会員契約が要る。ReCoFitはそこにある実建材と実塗装色を使って画像を生成する。汎用の画像生成AIが作る「それらしい」内装と違い、商品として指定できる色柄で提案画像が出る。

作成時間は最大95%削減とする

同社は、画像編集ソフトや自社の「ARCHITREND リフォームパレット」で作ってきた従来のプレゼン資料と比べ、ReCoFitで作成時間を最大95%削減できるとしている。撮影から提案までは最短15分。数値はいずれも同社公表値で、条件や対象物件の内訳は公表されていない。

スマートフォンとタブレットで動くため、現場で撮影して現場で提案を出すところまでを1回の訪問で終える使い方を想定する。同社はこれを機会損失をゼロにする狙いと説明している。

開発はSAMURAI ARCHITECTSと共同

生成AIエンジンと画像処理アルゴリズムはSAMURAI ARCHITECTS(東京都港区南青山)が担い、サービス全体の構築と3Dカタログ.comとの連携は福井コンピュータアーキテクトが担った。SAMURAI ARCHITECTSは2022年4月設立の建築DXスタートアップで、建築分野向けの画像生成AI「Rendery」を開発・提供している。

生成の品質について福井コンピュータアーキテクトは、画像の歪みや建物形状の勝手な変更といったハルシネーション(AIが事実でない出力を作ること)が起きにくい生成AIにしたとしている。リフォームの提案画像では、既存の建物の形をそのまま保ったまま仕上げだけを差し替えられるかが使い勝手を左右する。

確認先: 福井コンピュータアーキテクト 公式ニュースリリース(PDF)