国土交通省が10月9日、令和8年度の主要建設資材需要見通しを公表した。5資材のうち、セメント、生コンクリート、普通鋼鋼材が前年度を上回り、木材は前年度と同じ、アスファルトは減る。

資材別の見通し

資材 令和6年度(実績) 令和7年度(実績) 令和8年度(見通し) 前年度比
セメント(万t) 3,266 3,053 3,100 +1.5%
生コンクリート(万m3) 6,569 6,028 6,100 +1.2%
木材(万m3) 749 775 775 ±0.0%
普通鋼鋼材(万t) 1,566 1,553 1,570 +1.1%
うち形鋼(万t) 340 329 340 +3.3%
うち小形棒鋼(万t) 598 558 560 +0.4%
アスファルト(万t) 84 77 75 ▲2.6%

令和7年度の実績は、セメントが6.5%減、生コンクリートが8.2%減、普通鋼鋼材が0.8%減(形鋼3.2%減、小形棒鋼6.7%減)、アスファルトが8.3%減で、木材だけが3.5%増だった。令和8年度の増加は落ち込みの後の小幅な戻りで、セメントと生コンクリートは令和6年度の水準に届かない。

数字の読み方

見通しは、国交省が8月31日に公表した令和8年度建設投資見通し(建築補修の改装・改修投資は除く)に、工事費100万円あたりの資材需要量(原単位)を掛けて推計している。リフォーム向けの需要は含まれない。

資材ごとに数える対象が違う。セメントは国内販売量に輸入量を足した内需量、生コンクリートは出荷量、普通鋼鋼材と形鋼は国内メーカーの建設向け受注量、小形棒鋼は建設向け出荷量、アスファルトは建設向け等の内需量。木材は製材品の出荷量で、建設向け以外も含む。

今年度から対象資材を見直し、砕石は掲載をやめた。

確認先: 国土交通省 報道発表資料(2026年10月9日)。令和5年度以前を含む実績の推移は別添資料にある。