サンゲツとニチハが、2026年7月1日から製品を値上げする。両社とも公式発表で品目と改定率、実施時期を示した。ニチハは金属製品に続き、防水部材とアスファルトシングルの改定も同じ7月1日付で発表している。
メーカー別の対象と改定率
| メーカー | 実施時期 | 対象 | 改定率 |
|---|---|---|---|
| サンゲツ | 2026年7月1日受注分 | 壁装材、床材、ファブリック、エクステリア、副資材、接着剤など | 18〜30%程度(商品による) |
| ニチハ | 2026年7月1日出荷分 | 透湿防水シート | 20%程度 |
| ニチハ | 2026年7月1日出荷分 | 防水テープ | 30%程度 |
| ニチハ | 2026年7月1日出荷分 | シーリング | 25%程度 |
| ニチハ | 2026年7月1日出荷分 | アスファルトシングル「アルマ」 | 15%程度 |
| ニチハ | 2026年7月1日出荷分 | 金属製外壁材センターサイディング、金属製屋根材センタールーフ(本体と付属部材) | 15%程度 |
同じ7月1日でも、基準がサンゲツは受注分、ニチハは出荷分で分かれる。発注のどの時点から新価格が適用されるかが変わる。サンゲツは商品ごとに18〜30%程度と幅があり、追加の価格改定を求める可能性があるとしている。
ニチハで改定率が大きいのは防水まわりで、防水テープが30%、シーリングが25%、透湿防水シートが20%になる。いずれも住宅の外皮下地に使う品目で、専用部材と関連部材を含む。アスファルトシングル「アルマ」と金属製の外壁材センターサイディング、屋根材センタールーフは15%になる。
改定の理由
両社とも、中東情勢を背景とした世界的なサプライチェーンの混乱を挙げている。石油化学原料や購入資材、エネルギー価格、物流費の上昇が製造原価を押し上げ、企業努力だけでは吸収しきれないとする。石油化学原料の高騰を起点にした価格改定が、内装材から防水部材、外壁材まで品目をまたいで同じ時期に重なった。
確認先: 取引価格改定のお知らせ(サンゲツ公式)、価格改定のご案内(防水部材・アルマ/ニチハ公式PDF)、価格改定のご案内(金属製品/ニチハ公式PDF)



