2026年8月21日時点で申請を受け付けている建材関連の国の補助金は4事業。通年型の住宅省エネ2026キャンペーン3事業に加え、8月24日10時から二次公募が始まるZEH+改修実証支援事業がある。既存住宅の断熱リフォーム支援事業(令和8年6月公募)は本日8月21日で受付を終え、次回公募の日程は現時点で未公表。みらいエコ住宅のZEH水準住宅は8月17日に予約申請の期限が過ぎ、交付申請の9月30日だけが残っている。

公募中の4事業の一覧

事業名 所管 対象建材・設備 補助上限 締切
先進的窓リノベ2026 環境省 内窓、外窓、ガラス、玄関ドア 100万円/戸 遅くとも12月31日
みらいエコ住宅2026 国土交通省 省エネ新築、断熱・子育て対応リフォーム 新築125万円/戸、リフォーム100万円/戸 遅くとも12月31日(ZEH水準住宅の交付申請は9月30日、予約申請は8月17日で締切済)
給湯省エネ2026 経済産業省 エコキュート、ハイブリッド給湯機、エネファーム 機器別に最大10〜17万円/台 遅くとも12月31日
ZEH+改修実証支援事業 経済産業省 既存戸建のZEH+水準への断熱・省エネ改修 400万円/戸(1〜4地域)、300万円/戸(5〜8地域) 二次公募:単年度は10月30日、複数年度は11月27日17時

上の3つは予算がなくなり次第終了する通年型、ZEH+改修は公募期間が区切られた公募型。どの事業も締切と予算残の両方が受付終了の条件になる。既存住宅の断熱リフォーム支援事業は本日8月21日で受付が終わり、次回公募の日程は執行団体からのアナウンス待ちとなる。

住宅省エネ2026キャンペーンの3事業

先進的窓リノベ2026は、窓とドアの断熱改修に特化した事業。ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換が対象で、住宅は1戸あたり上限100万円。製品の性能と大きさに応じた定額の合計で補助額が決まる。申請は窓リノベ事業者として登録した施工事業者が行い、施主が直接申請する仕組みではない。

非住宅も対象で、上限は延床面積240平方メートル以下が1棟あたり100万円、240平方メートル超が1棟あたり1,000万円。受付は住宅の戸別が3月31日、一括が5月29日、非住宅が6月30日に始まり、リース利用(一括と非住宅)も7月31日から受け付けている。

みらいエコ住宅2026は新築とリフォームの両方をカバーする。新築の補助額は地域区分で分かれ、GX志向型住宅が125万円/戸(1〜4地域)と110万円/戸(5〜8地域)、長期優良住宅が80万円/戸と75万円/戸、ZEH水準住宅が40万円/戸と35万円/戸。長期優良とZEH水準の新築は子育て世帯か若者夫婦世帯に限られ(賃貸住宅は別扱い)、GX志向型は全世帯が対象。リフォームは築年数と工事水準に応じて、平成3年以前の新築に義務基準の工事をする場合の100万円/戸から、平成4年以降に次世代基準の工事をする場合の40万円/戸まで。

給湯省エネ2026は高効率給湯器の導入支援。エコキュートが基本7万円・性能加算3万円で最大10万円/台、ハイブリッド給湯機が基本10万円・性能加算2万円で最大12万円/台、エネファームが17万円/台。既存機器の撤去にも加算があり、電気蓄熱暖房機が4万円/台(最大2台)、電気温水器が2万円/台。3事業とも交付申請の期限は遅くとも2026年12月31日、予約申請は11月16日までで、予算上限に達した時点で受付が終わる。ただし、みらいエコ住宅の新築のうちZEH水準住宅だけは締切が早く、交付申請の期限は2026年9月30日、予約申請は8月17日で締め切られた。

3事業の予算消化の進み具合は毎朝更新の補助金ウォッチに一覧がある。

断熱リフォーム支援事業は本日8月21日で受付終了

既存住宅の断熱リフォーム支援事業は、環境省の事業を北海道環境財団が執行する全国対象の補助金。天井・外壁・床の断熱材と窓・ガラスを使った断熱改修が対象で、戸建は上限120万円/戸(玄関ドア設置時は別途加算)。断熱材と窓、ガラスを組み合わせる「トータル断熱」と、窓だけで居間を中心に改修する「居間だけ断熱」の2通りがあり、塗料は対象外。年に複数回の公募制で、いまの令和8年6月公募は6月22日に始まり本日8月21日17時で受付が終わる。次回公募の日程は、8月21日時点で執行団体からのアナウンスがなく未公表。断熱材が補助対象に入る数少ない事業で、窓リノベでカバーされない外皮側の改修に使えるため、次回の公募開始は追って更新する。

ZEH+改修実証支援事業は8月24日から二次公募

ZEH+改修実証支援事業は、既存戸建をZEHより高い断熱・省エネ水準(断熱等性能等級6以上、一次エネルギー消費3割減)まで改修する工事への補助。補助率は対象経費の3分の1で、上限は寒冷地の1〜4地域が400万円/戸、5〜8地域が300万円/戸。SIIに「既存改修」区分で登録されたZEHビルダーかプランナーが改修の設計か施工に関わることが申請の要件になる。一次公募は5月14日10時に始まり8月14日17時で受付を終えた。二次公募は8月24日10時から始まり、単年度案件は10月30日、複数年度案件は11月27日17時が締切。一次公募に間に合わなかった案件と、二次公募からの新規案件がここへ回る。公募要領は8月17日にSIIのZEH Web上で公開された。