衛生陶器メーカーのジャニス工業(愛知県常滑市)が10月1日受注分から、住宅設備機器商品の希望小売価格を改定する。8月3日に発表した。対象は2026年10月版総合カタログの掲載商品で、改定率は品目により約7%から約18%まで開く。
対象になるカテゴリーと改定率
改定率がいちばん大きいのは簡易水洗便器と非水洗便器で、便座や洗濯機パンがそれに続く。
| 対象カテゴリー | 改定率 |
|---|---|
| 洋式トイレ | 約7〜12% |
| 温水洗浄便座 | 約10% |
| 暖房便座・普通便座 | 約15% |
| 小便器 | 約13% |
| 簡易水洗便器・非水洗便器 | 約13〜18% |
| 洗面化粧台・化粧鏡 | 約12% |
| 洗面・手洗器 | 約9% |
| アクセサリー | 約12% |
| 洗濯機パン | 約15% |
| 金具類 | 約13% |
| その他仕入れ商品 | 仕入先の定価に準じる |
現行価格が使える発注の期限
現行価格が適用されるのは、発注日と納品日の両方が条件を満たすときに限られる。
| 注文日 | 納期 | 適用価格 |
|---|---|---|
| 2026年9月30日10時までの発注分 | 2026年10月31日までの納品分 | 現行価格 |
| 2026年9月30日10時までの発注分 | 2026年11月1日以降の納品分 | 新価格 |
| 2026年9月30日10時より後の発注分 | すべての納品分 | 新価格 |
9月中に発注しても、納品が11月にずれ込めば新価格になる。
改定の理由
燃料費と物流費、原材料と調達資材の高騰が続き、製造と供給にかかる各種コストが上昇していることを挙げている。業務の効率化と省人化、経費削減を進めてきたが、企業努力だけで吸収するのは難しいとしている。同社はここ数年、原材料と調達資材の高騰を理由に価格改定を断続的に実施してきた。
水まわりでは改定の発表が続く。TOTOは7月31日に、衛生陶器を平均13%、ウォシュレット(一体形便器・シートタイプ)を平均10%、水栓金具を平均8%など、12月1日受注分からの改定を公表している。



