茨城県神栖市の大勝建設が9月24日、自己破産を申請した。負債は約29億円。代表を同じくする千葉県銚子市の(株)大勝も同日に自己破産を申請しており、負債は約16億円。両社を合わせた負債は約45億円になる。申請代理人は田口和幸弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所、東京都千代田区)ほか1名。

茨城・千葉で土木建築工事を受注

大勝建設は茨城県および千葉県を営業基盤に、土木工事・建築工事を主体に大工、とび・土工、舗装工事などを受注してきた土木建築工事業者。代表は宮内隆氏。

関連会社は観光施設「犬吠テラステラス」を運営

同時に自己破産を申請した(株)大勝は千葉県銚子市の会社で、代表は大勝建設と同じ宮内隆氏。事業内容は同市の観光施設「犬吠テラステラス」の運営が主体だった。土木建築工事とは異なる事業だが、同一代表者の下で同日に破産手続きに入った。

仕入と与信への影響

大勝建設は土木・建築工事を通じて資材や外注先を抱える立場にあり、今回の申請で取引先の債権回収に影響が及ぶ。茨城・千葉エリアで大勝建設と取引があった建材商社・協力会社は、未収の売掛金や受注済み工事の扱いを申請代理人の窓口で確認する必要がある。

確認先: 大勝建設(株)など2社 倒産速報(帝国データバンク)