千葉県松戸市の注文住宅会社エドケンハウスと、同じ所在地の関係会社である住商興産が、10月16日までに破産手続きを横田直忠弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所、東京都千代田区)に一任した。エドケンハウスの負債は2026年3月期決算時点で15億8135万円、住商興産の負債は調査中。東京商工リサーチが10月22日に伝えた。

売上はピークから半減し、前期に債務超過

エドケンハウスは1989年10月設立、資本金7000万円。松戸市上本郷で注文住宅の建築と建売住宅の販売を主力に、リフォーム・リノベーション工事、不動産仲介、賃貸物件の管理も手がけてきた。売上高は2009年3月期の33億2778万円がピークで、2026年3月期は16億8708万円まで落ちた。同業者との競争が激しくなり新規受注の確保に苦しみ、2026年3月期は4億8213万円の赤字を出して債務超過に陥った。その後も業績は戻らず、資金繰りが悪化した。

住商興産は1998年11月設立、資本金1000万円で、エドケンハウスの建築工事を請け負っていた。エドケンハウスの経営悪化に連鎖して破産手続きに入る。

全事業はオカムラホームが引き継ぐ

エドケンハウスは顧客と取引先への影響を抑えるためスポンサーを探し、仕掛かり中の未成工事を含む全事業を10月26日付でオカムラホーム(千葉県八千代市、代表取締役 金子保夫氏)に譲渡した。住商興産が施工中だった案件も、同じ10月26日にオカムラホームへ引き継ぐ予定とされている。

エドケンハウスの公式サイトは「オカムラホーム松戸店(旧エドケンハウス)」に切り替わっている。同サイトの告知では、相談・打ち合わせ中の顧客と、建築中・入居済みのオーナーについて、それまでの相談内容とアフターメンテナンス体制をオカムラホームが引き継ぐとしている。新築・リフォームの窓口は、旧エドケンハウスと同じ所在地にあるオカムラホーム松戸店になる。

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