RC造の柱まわりに入れる耐震スリット材で、コンクリート打設の段取りが変わる製品が8月に出る。東急建設とJSP、クギンの3社が共同開発した「マガラーヌ」で、販売はJSPとクギンが取扱商品として扱う。
耐震スリット:柱と腰壁や垂れ壁などの雑壁との間に隙間をつくり、壁が柱の変形を拘束しないようにする部材。
従来の打設との違い
垂直スリット材は打設時の側圧で変形するため、柱と壁を1〜1.5mの高さごとに交互に打ち重ねる必要があった。マガラーヌは垂直スリット材と補強材のトラストデッキを一体化し、中間支持材で側圧を支持する。一般的な階高の柱や雑壁なら、コンクリートの側圧が片側から一度に作用する打設ができる。打ち重ね部の不良やコンクリート表面の色むらも抑えられる。
販売と価格
JSPとクギンの取扱商品として市場に供給する。特許は2024年6月と2025年1月に2件、「マガラーヌ」の商標登録は2026年1月9日に取得済み。価格は公表されていない。



