永大産業が2026年7月27日から、室内階段セット「オープン階段」の正寸プレカット対応を始めた。告知は8月24日。対象はスキスムS階段のシート化粧で、工場での加工範囲を広げ、現場での加工をなくした。

価格と基準寸法

納まり 部材費 プレカット費 合計
直階段〈両桁納め〉 924,800円 14,480円 939,280円
直階段〈側板-桁納め〉 847,700円 17,020円 864,720円

いずれも税別で、工事費は含まない。踏面210mm、蹴上げ210mm、鼻の出30mm、柱芯々910mm、14段上り切りを基準にした価格で、実寸と段数で変わる。

プレカット費が部材費に占める割合は、両桁納めで約1.6%、側板-桁納めで約2.0%。部材費が7万7,100円安い側板-桁納めのほうが、プレカット費は2,540円高い。

現場加工が要らなくなる部分

永大産業は加工範囲の拡大で、施工時間の短縮、仕上がり品質の均一化、廃材の削減につながるとしている。桁は専用の固定金具で上下端部を留める納まりに変わり、現場での加工は一切不要になった。切り出した木質廃材は再資源化に回す。

工程で効くのは、壁の合板とフローリングを先に貼れる点。階段を組む前に壁下地と床を仕上げられる。

4月のササラ桁階段との加工量の差

4月27日には「ササラ桁階段 正寸プレカット」を出している。廻り中央部のササラ桁を新しく設定し、ササラ桁の端部と連結部のカット、廻り踏板の中央カットに対応した。蹴込み芯納めと段鼻芯納めのどちらの納まりでも使える。価格はU33S型の折り返し14段上り切りで、部材費362,600円にプレカット費45,440円を足した408,040円(税別、施工費別)。

こちらはプレカット費が部材費の約12.5%にあたる。折り返し階段は廻り部の踏板と桁の加工が増えるぶん、直階段のオープン階段より工場側の手数が多い。段数は同じ14段でも階段の形と部材構成が違うため、合計金額そのものを並べて比べる材料にはならない。

正寸プレカットは箱型階段の側板とササラ桁階段で先行しており、今回のオープン階段が3つ目になる。

確認先: 永大産業 ニュースリリース