イナバ物置の断熱物置「ナイソー」SMK型が、8月31日で生産を終えた。在庫がなくなった機種は受注生産に切り替わり、納期は通常より長くなる場合がある。稲葉製作所は7月6日の告知で生産終了を知らせ、入れ替わる新製品として断熱物置「ナイソー」SMX型と、人が入る用途の新シリーズ「como lite(コモ・ライト)」SML型を9月1日に発売した。
シリーズの切り分けが変わった。SMK型は標準タイプ16機種と守衛所向けのGMタイプ8機種の計24機種を1つのシリーズに収めていた。SMX型は断熱物置の9機種に絞り、守衛所や喫煙所のように人が中で過ごす用途はcomo liteの4タイプ33機種へ移った。後継品の指定はなく、SMK型を使ってきた物件はこの2シリーズから選び直す形になる。
ナイソーSMX型の9機種
型式は間口と奥行を示す表記で、SMX-1913HからSMX-3625Hまでの9機種。各機種に一般型と多雪型がある。
| 型式 | 土台回り寸法(間口×奥行) | 内部寸法 | 床面積 | 母屋中の本数 |
|---|---|---|---|---|
| SMX-1913H | 1,900×1,320mm | 1,777×1,197mm | 2.51㎡ | 1 |
| SMX-1919H | 1,900×1,900mm | 1,777×1,777mm | 3.61㎡ | 2 |
| SMX-2513H | 2,480×1,320mm | 2,357×1,197mm | 3.27㎡ | 1 |
| SMX-2519H | 2,480×1,900mm | 2,357×1,777mm | 4.71㎡ | 2 |
| SMX-2525H | 2,480×2,480mm | 2,357×2,357mm | 6.15㎡ | 3 |
| SMX-3119H | 3,060×1,900mm | 2,937×1,777mm | 5.81㎡ | 2 |
| SMX-3125H | 3,060×2,480mm | 2,937×2,357mm | 7.59㎡ | 3 |
| SMX-3619H | 3,640×1,900mm | 3,517×1,777mm | 6.92㎡ | 2 |
| SMX-3625H | 3,640×2,480mm | 3,517×2,357mm | 9.03㎡ | 3 |
高さは1種類で、9機種とも内高2,100mm、軒高2,378mm、有効開口は幅979×高さ1,997mm。内部寸法は外寸から123mmを引いた値で、入口枠部は内部寸法より10mm小さい。
断熱材の構成はSMK型と同じで、天井が硬質ウレタンフォーム20mm、内壁がロックウール板15mm。ロックウール板は準不燃材料の認定(QM-9817)を取っている。天井はクロス柄シート貼り、内壁はクロス柄のオレフィンシート貼りで、床は耐水合板12mmに木目柄シートを貼る。
扉まわりは現場で調整できる。壁面扉は開き方向を現地に合わせて変えられ、変更すると錠前が天地逆の仕様になる。把手のシリンダー錠には半開きを防ぐ仮ロックが付き、庫内側から解除できる。内部からの施錠には対応しないため、人が入って作業する用途はオプションの扉かcomo liteの範囲になる。
雨といは標準装備で、扉の位置を変えると雨水の流れる方向も変わる。オプションの耐風・耐震補強セットは火打ちと布基礎用の土台水切板、部品箱で構成する。本体色はフランネルグレーとペールフロストの2色。
人が入る用途の「como lite」
como lite は断熱構造の内装で居住性をもたせた物置で、守衛所から休憩所、趣味の部屋、喫煙所、作業スペースまでを想定する。タイプは4つに分かれる。
Type GM は座った姿勢でも視界が広く取れる守衛所タイプ。Type K は周囲への受動喫煙対策に使う喫煙所タイプ。Type A は防犯性のある2段錠を備えたフラッシュドアタイプで、Type B は荷物を出し入れしやすい掃き出し窓タイプ。
| タイプ | 機種数 | 型式 |
|---|---|---|
| Type A | 10 | SML-1313HA、1913HA、1919HA、2513HA、2519HA、2525HA、3119HA、3125HA、3619HA、3625HA |
| Type B | 9 | SML-1913HB、1919HB、2513HB、2519HB、2525HB、3119HB、3125HB、3619HB、3625HB |
| Type GM | 6 | SML-1313HGM、1913HGM、1919HGM、2513HGM、2519HGM、2525HGM |
| Type K | 8 | SML-1913HK、1919HK、2513HK、2519HK、2525HK、3119HK、3125HK、3625HK |
床面積はSML-1313Hの1.74平方メートルからSML-3625Hの9.03平方メートルまで。土台回り寸法は間口1,320×奥行1,320mmから間口3,640×奥行2,480mmで、間口と奥行の刻みはSMX型と共通。内高2,100mm、軒高2,378mmもそろう。有効開口はType AとType GMが幅677×高さ1,884mm、Type Kは高さ1,779mmで扉幅が左759mmと右788mmに分かれる。各型式に一般型と多雪型がある。本体色はSMX型と同じ2色で、価格は公式サイトで公表していない。
確認先: コモ・ライト[SML](稲葉製作所 公式製品ページ)
廃番・供給終了
ナイソーSMK型は2026年8月31日で生産終了。製品ページには「在庫限り」の表示が付いている。在庫がなくなり次第で受注生産に切り替わり、納期が通常より長くなる場合があるとしている。生産終了後は仕様が予告なく一部変更される場合もある。
対象は標準タイプのSMK-25SN、32SN、36SN、47SN、47HN、58SN、58HN、61SN、61HN、68HN、75SN、75HN、90HN、110HN、120HN、150HNの16機種と、GMタイプのSMK-17SGMN、25SGMN、32SGMN、36SGMN、47SGMN、47HGMN、61SGMN、61HGMNの8機種。SMK-110HNとSMK-150HNは一般型だけで、多雪型の設定がない。
後継品の指定はない。断熱材の構成が同じSMX型が断熱物置の置き換え先になり、GMタイプの用途はcomo liteのType GMに移る。新製品の仕様と納期は最寄りの営業所が窓口になる。
確認先: ナイソーSMK型生産終了のお知らせ(稲葉製作所 公式)
国産杉を熱処理した壁材「Aromaju」
LIXILは香る木壁材 Aromaju を10月1日に発売した。販売は公式通販のLIXILストア。木板セットが24,800円、別売りの香り液スプレーが2,980円(いずれも税込)。
材料は国産杉を熱処理したもので、反りを抑えつつ木の表情を出す。板には等間隔のスリットが入り、時間帯によって光と影の出方が変わる。木板の裏面に香り液を吹きかけると杉の香りが部屋に広がる仕組みで、木板を買うと香り液のサンプルが付く。
施工は壁に同梱のホチキスでスチールシートを留め、マグネット付きの木板を貼り付ける手順。接着剤は使わない。



