LIXILが「手動シャッター 代替進入口用幅木仕様」を2026年8月4日に発売した。シャッターの幅木部分に操作ボタンを付け、室外側から押すだけで解錠できるようにした窓シャッターで、3階建て以上の集合住宅を主な設置先に想定している。価格は既存品に一律36,300円(税込、2026年8月時点)の加算になる。
今月の新製品
| メーカー | 製品 | 発売 | 価格(公表分) | 要点 |
|---|---|---|---|---|
| LIXIL | 手動シャッター 代替進入口用幅木仕様 | 2026-08-04 | 既存品に一律36,300円(税込)の加算。防火戸FG-Lシャッター付引違い窓の参考価格481,030円(運賃・工事費抜き) | 幅木の操作ボタンで室外側から解錠。サーモスⅡ-H/Lと防火戸FG-H/Lのシャッター付き引違い窓に展開 |
代替進入口:建築基準法が3階以上かつ高さ31m以下の階に求める非常用進入口を、条件を満たす窓で代える扱い。その窓にシャッターが付くと、外から開けられるかが問われる。LIXILは、外部からの解錠と進入のしやすさへの関心が強まっていることと現場からの要望を受けて、幅木だけを変えた専用仕様を作ったと説明している。
操作は、解錠が室外側のボタンを押すだけ、施錠はシャッターをそのまま下ろすだけになる。変更点が幅木に限られるため、施工手順は従来の標準品と変わらない。ただし室外側から解錠できる構造のため、防犯性能を確保するものではないとLIXILは注記している。
参考価格として示されているのは、防火戸FG-Lのシャッター付引違い窓の手動標準タイプ代替進入口用幅木仕様で481,030円(運賃、工事費抜き)。W1690mm×H2030mm、Low-E複層ガラスの構成での数値になる。ブランドは窓・ドアのTOSTEMで展開する。
廃番・供給終了
| メーカー | 対象 | 実施 | 代替・後継 |
|---|---|---|---|
| 旭化成建材 | ネオマ断熱ボード RS-25(34.5mm×910mm×1820mm)、RS-30(39.5mm×910mm×1820mm) | 2027-03-31 受注終了、2027-06-30 最終出荷 | 記載なし |
旭化成建材が8月5日、断熱事業部名で「ネオマ断熱ボード」の販売終了を告知した。対象はRS-25とRS-30の2品番で、いずれも910mm×1820mmの規格になる。RS-25はネオマフォーム25mmに石こうボード9.5mmを重ねた総厚34.5mm、RS-30はネオマフォーム30mmに同じ石こうボードを重ねた総厚39.5mm。受注は2027年3月31日で締め切り、最終出荷は2027年6月30日とした。理由は近年の受注状況と今後の需要動向を考えたためとしており、代替品の案内は告知に載っていない。
この製品は2014年に販売を始めたもので、既存の壁や天井の上から張るだけで断熱を足せる内装リフォーム向けの複合ボードにあたる。同社の製品ページでは熱抵抗をRS-25が1.3、RS-30が1.5(平方メートル・K/W)とし、石こうボード分の0.04を加算できるとしている。準不燃材料QM-0825の認定品で、内装に露出させても使用面積の制限なく使える。断熱改修の見積で内装側から性能を足す選択肢として使われてきたため、2027年4月以降に発注する改修案件では、別の内装用断熱材への切り替えが要る。
旭化成建材は2025年11月19日にも、ネオマフォームの25-R6と25-R0、100-R0、ネオマゼウスの45Z-G6と65Z-G6、およびこれらを原板とするカット品の販売終了を告知し、2026年4月1日受注分から実施している。このときの理由は、高断熱化で需要が急増して供給が追いつかず、品種構成を絞って生産効率を上げるためと説明していた。今回のネオマ断熱ボードは受注状況と需要動向を理由に挙げており、説明の筋道は異なる。
同社のフェノールフォーム断熱材は、2026年4月17日付の案内で新規受注を止めたあと、8月3日に受注を再開している。再開の対象はネオマフォーム、ネオマフォーム複合品、関連副資材で、ネオマフォームのメーター板(全品種)と3×10板(全品種)、ネオマゼウス(全品種)は受注停止が続く。既存の受注分に納期を回答できていない注文が残っているため、新規注文の納期回答と納品には時間がかかる見込みだと同社は書いている。
確認先: 各メーカーの公式告知(本文の出典リンク)。



