LIXILが8月20日、断熱内窓「インプラス」のマンション用を発売したと発表した。発売日は8月3日で、販売地域は全国(離島を除く)。取り付けに要る窓枠の奥行きを61mmから54mmに縮め、これまで下地の追加が要った窓にも枠なしで付くようにした。
変えたのは枠の納まり
インプラスは既存の窓の内側に樹脂サッシをもう一枚立てる商品で、枠を収めるだけの奥行きが既存の窓枠に要る。マンションでこれが足りず、ふかし枠などのオプション部材を足さないと付かない現場があった。LIXILが今回の販売先に挙げているのは、西日や朝日の入りやすいマンションの中高層階で、内窓で太陽熱の流入を抑えて冷房効率を上げる使い方になる。
マンション用インプラスは、枠の設置スペースを室内側に確保する構造にした。既存の窓枠から室内側にせり出す量(持ち出し幅)を従来の6.5mmから13mmへ2倍に広げたぶん、窓枠の側に食い込む量が減り、必要な奥行きが61mmから54mmで足りる。7mmの差で、LIXILはオプション部材なしで取り付けできる現場が約10%増える見込みとしている。
商品名はマンション用だが、注釈では戸建て住宅にも設置できるとしている。窓枠の見込みが浅い戸建ての窓でも、同じ枠が使える。
価格
参考価格は税込107,800円。仕様は引違い窓の2枚建、Low-E複層ガラス クリア(ガス無)で、寸法はW1650 H1100になる。工事費と運搬費は含まない。
LIXILはこのマンション用枠を現行の一般枠と同価格に設定した。従来どおりオプション部材を足す納まりと比べると、追加部材の分だけ見積が下がる。
インプラスは、2023年度から2025年度の「先進的窓リノベ事業」で申請件数が3年連続1位だったとLIXILは発表している。
確認先: LIXIL ニュースリリース



