日鉄建材が8月3日、柱材として展開してきた冷間ロール成形角形鋼管「UBCR365」について、ブレース材にも使えるようにする国土交通大臣認定(MSTL-0621)と建築技術性能証明(一般財団法人日本建築総合試験所 第24-28号)を取得したと発表した。新しい認定番号での生産と販売は2026年8月から順次始まる。

ブレース:柱と梁でできた骨組みに斜めに入れ、地震や風による水平方向の力を受け持たせる部材。

材料の仕様

UBCR365は設計基準強度(F値)が365N/mm²で、従来のBCR295(295N/mm²)より約24%高い。シャルピー吸収エネルギーは0℃、板厚12mm超で70J以上を確保している。寸法は150×150mmから550×550mm、板厚は6.0mmから22.0mmの規格。柱材で使ってきたこの高強度と高靭性をブレース材でも使えるようになり、鋼材重量を減らす方向の構造設計ができる。

新旧認定品の切り替え

2026年8月からUBCR365の生産は新認定品(MSTL-0621)に切り替わり、旧認定品(MSTL-0376)の生産は終了する。切り替え後も当面は市場に新旧が混在する。

旧認定品は従来どおり柱材として使える。ブレース材として採用する場合は新認定品を指定したうえで、特記仕様書や構造図に「ブレース材として使用」する旨を明記する必要がある。