ニチハが繊維板2品目の価格を引き上げる。2026年9月1日出荷分からで、ハードボードが25%程度、フロアー養生板が15%程度。7月30日付で取引先向けの案内を公表した。
対象は繊維板の2品目
| 対象商品 | 改定率 | 実施日 |
|---|---|---|
| ハードボード | 25%程度アップ | 2026年9月1日出荷分から |
| フロアー養生板 | 15%程度アップ | 2026年9月1日出荷分から |
ハードボード:木材の繊維を蒸煮してほぐし、マット状に成形してから高温高圧でプレスした板。ニチハのSタイプ(品番HBS)は厚さ2.5ミリ、3.5ミリ、5.0ミリの3種で、寸法はいずれも910×1,820ミリ。曲げや穴あけ、型抜きの加工がしやすく、表面の化粧や接着もできる。
フロアー養生板:施工中の搬入や作業で床材の表面に傷が付くのを防ぐ養生材。中央ではがして2枚に分けて使えるタイプと1枚タイプがある。標準価格は税抜で、3.5ミリのTHBY350が1枚1,300円、2.5ミリのHSY250が800円、1.8ミリのHSY180が670円。梱包は250枚から300枚のパレット積み。
案内に載っているのはこの2品目だけで、窯業系サイディングや軒天は対象に入っていない。
値上げの理由と発注の当たり所
ニチハは案内で、原材料価格とエネルギー価格などのコスト増が続いており、商品の安定供給を最優先に生産性向上とコストダウンを進めてきたが、企業努力だけでは増加分を吸収しきれなくなったと説明している。
案内が示す基準は「出荷分」で、受注日ではない。8月中の出荷分と9月以降の出荷分で単価が変わるため、進行中の現場でまとめ発注する場合は出荷日が分かれ目になる。実施までは1カ月あり、ハードボードの25%程度という幅は、繊維板の単価をそのまま見積に載せている工事では差が出る。
確認先: 価格改定のご案内(ニチハ)。品番別の標準価格はフロアー養生板の商品情報にある。



