森未来(東京都港区、代表取締役 浅野純平)が8月26日、木材利用専門のAIチャットサービス「Laurel(ローレル)」の提供を始めた。自社のデータベース「SHIN-MIRAI DataBase」と連動し、木材の選定からメーカーへの見積もり依頼までをチャット形式で一本化する。
できること
Laurelが参照するのは、規格品6,000点超に地域材や森林認証材を加えた登録データ約8,500点のデータベース。ユーザーが自然言語で条件を伝えると、AIがプロジェクトの条件に合った木材や加工技術を提示する。商品ごとの参考価格・納期を一覧で確認でき、気になる商品はブックマークして複数メーカーへ一括で見積もり依頼を出せる。オーダー製作の可否や加工・施工後に起こりうるトラブルといった、実現可否とリスクに関わる情報も参照対象に含む。全国の木材関連補助金や産地の伝統的な使い方といった情報も扱う。
対象と料金
対象は建築設計、内装デザイン、積算、施工管理に携わる建築関係の実務者。会員登録すれば、AIチャットでの検索から見積もり依頼、専門スタッフへの相談まで全機能を無料で使え、実際に発注する段階まで費用はかからない。目的外利用や建築業務以外での利用と判断した場合は、アカウントの利用を制限・停止することがあるとしている。
メーカー側の登録も並行募集
森未来は、自社の商品や技術情報をLaurelに登録できる木材事業者(メーカー・工場等)も並行して募集している。所在地や設備、取扱商品、オーダー製作の可否、施工事例といった情報を提供すると、森未来側でAIが参照しやすい形にデータを整形する。機密情報の扱いは事前に書面で取り決めるとしている。



