木造建築用の接合金物を作るBXカネシンが、メーカー希望小売価格を約15%引き上げる。改定時期は2026年9月1日。取引先向けの案内を7月吉日付で出し、7月27日に公式サイトへ掲載した。

改定の内容

改定率は約15%で、案内に品目別の内訳は書かれていない。同社が扱うのは木造建築用の接合金物と制震装置、建築用の換気金物、建築用資材で、改定の対象がこのうちどこまでかを分ける記載も無い。品番ごとの新価格は担当営業から改めて案内されるとしている。新価格表はカタログ側に載る。

代表取締役の夏目正来名で出した案内では、改定の理由を4つ挙げている。中東情勢の緊迫化に伴う原油と燃料価格の高騰、各種原材料および建築資材の価格上昇、労働力不足を背景とした人件費の上昇、物流費の上昇。生産効率の向上や経費削減で価格の維持に努めてきたが、コスト上昇が自助努力のみで吸収できる範囲を超えたと書いている。

会社の規模と扱う商品

BXカネシンは昭和38年創業、資本金8,000万円で、文化シヤッターが株主。令和7年度の売上高は149億6,321万円で、従業員は106名(2026年3月現在、役員を除く正社員)。取り扱うのは木造建築用接合金物の開発販売、木造建築用制震装置の開発販売、建築用換気金物の開発販売、建築用資材の開発販売の4本。

案内が示すのは改定率と改定時期の2点だけで、受注分と出荷分のどちらを基準にするかは書かれていない。品目を限らず希望小売価格を約15%動かす形のため、9月1日をまたぐ案件では金物の拾い出し単価が変わる。

確認先: メーカー希望小売価格改定のご案内(BXカネシン)