外部に面した開口部にガラス入りの防火設備を入れるとき、これまでは網入りガラスを使うのが一般的だった。文化シヤッターが6月30日に発売した「エリファイトクリア 屋外タイプ」は、そこに厚さ8mmの透明な耐熱強化ガラスを使う。特定防火設備の国土交通大臣認定を、片開き戸、親子開き戸、両開き戸、FIXの4タイプでそれぞれ取得している。

対象になる開口部

商業施設や店舗、マンションなどの外部に面した開口部が対象。2020年に内部設置用のスチールタイプとして出した「エリファイトクリア」を、要望が多かった外部設置用に仕様を広げたもの。ワイヤーが入らないぶん、外からの見え方が網入りガラスと変わる。

仕様と性能等級

項目 内容
認定 特定防火設備(国土交通大臣認定)。片開き戸、親子開き戸、両開き戸、FIXの4タイプで個別に取得
ガラス 厚さ8mmの耐熱強化ガラス。破損した場合の破片は粒状になる
フィルム 飛散防止フィルム、防犯フィルムを貼付した仕様でも大臣認定を取得。いずれもオプションで、両方の同時貼付は不可
耐風圧性 S-6等級
気密性 A-3等級
水密性 W-1等級

耐風圧性、気密性、水密性の3つは公共建築標準仕様書が求める基準にあたる。透明ガラス入りの特定防火設備でこの基準をクリアしたのは業界で初めてだと文化シヤッターは説明している(2026年6月30日時点の同社調べ)。

参考価格

両開き戸で間口2,000mm、高さ2,400mmの場合、税込2,600,000円。この金額は製品代のみで、取り付け工事費と運搬費は別途かかる。