神戸製鋼所が鋼材の追加値上げを決めた。9月4日、線材・棒鋼、厚板、薄板の全品種を対象に、10月出荷分からトン当たり5000円以上引き上げると発表した。3月の値上げ表明を起点に3回目の改定で、年度内の累計は2万円以上に達する。
対象品目と用途
値上げの対象は鋼材全品種。棒鋼は自動車部品などの構造材、厚板は船舶・建材・建機向け、薄板は建材やパイプなど向けに使われる。
| 品目 | 主な用途 | 今回の値上げ幅 |
|---|---|---|
| 線材・棒鋼 | 自動車部品など | トン5000円以上 |
| 厚板 | 船舶・建材・建機 | トン5000円以上 |
| 薄板 | 建材・パイプなど | トン5000円以上 |
3月から3回に分けて累計2万円以上
同社は3月に1万円以上の値上げを公表し、7月出荷分から追加で5000円以上を実施した。今回の10月出荷分の5000円以上を合わせると、年度内の累計は2万円以上になる。
値上げの理由
鉄鉱石や原料炭といった主原料の価格上昇に加え、副資材や物流費など生産活動にかかわる各種コストが一段と上昇している。同社はこれらを自助努力だけで吸収するのは難しいと判断し、再度の値上げに踏み切った。



