2025年の新設住宅着工戸数は74万667戸、前年比-6.5%。3年続けて減り、1963年以来62年ぶりの低い水準まで落ち込んだ。持ち家・貸家・分譲のどれも前年を下回った。2025年4月に基準法と省エネ法の改正が入る前、3月に駆け込みの着工が集中し、4月以降はその反動で減った。
新築が細る一方で、改修の市場は底堅い。矢野経済研究所によると、住宅リフォーム市場は2024年が7兆3,470億円(前年比-0.5%)、2025年も約7.3兆円と横ばいで推移した。工事の件数は減っているが、単価が上がってその分を補っている。
建材需要はどこに向かうか
新築の総量が減るなか、建材の需要は「量」から「性能」へ寄っていく。断熱改修や窓の高断熱化など、省エネ性能を上げる工事が市場を支える。新築でも改修でも、性能等級を満たす建材をどう提案できるかが受注の分かれ目になる。



