株式会社ZAICO(山形県米沢市、代表・田村壽英氏)は8月31日、在庫管理システム「zaico」に新機能「AIカウント」を追加した。スマートフォンで撮った写真の中で数えたい範囲を指でなぞると、AIが物品の数を自動で計算する。処理にかかる時間は約1.5秒で、事前の画像登録や学習は要らない。
対象はネジや錠剤のような小さな部品から、食材や消耗品、建材や鉄骨まで幅広い。公式発表では「建材や鉄骨など、同一物品が積み上げられたものを正確に把握できる」としており、資材置き場での棚卸しや入荷確認での利用を想定する。物品同士が重なっていても数えられ、1個ずつの「個別」と束単位の「まとまり」のどちらでも計数できる。
提供開始は8月31日。2027年2月末までは全プランで月間100回までAIカウントを無料で使える。3月以降は利用状況に応じた新しい料金体系に移る予定。対応はiOSアプリが先行し、Android版は今後の対応になる。
zaicoは2016年10月設立のZAICOが手がける在庫管理システムで、累計アカウント数は2026年4月末時点で19万件超、月間の有料継続率は98%以上という。棚卸や入出庫の管理を主要機能とし、AIカウントはその手間と数え間違いを減らす追加機能という位置づけになる。



