リンナイが給湯機器3製品を9月に切り替える。寒冷地に入るFF方式・屋内壁掛型のガスふろ給湯器にウルトラファインバブル内蔵の「RUF-UE」シリーズを9月1日に加え、ガス給湯暖房用熱源機「RVD-E」シリーズと給湯リモコン「MBC-282」シリーズを9月24日にモデルチェンジする。
3製品の発売日と価格
| 製品 | 発売日 | 希望小売価格(税込) | 変更点 |
|---|---|---|---|
| ウルトラファインバブル給湯器 RUF-UEシリーズ(FF方式・屋内壁掛型ガスふろ給湯器) | 2026-09-01 | 510,400円〜 | 寒冷地向けのFF方式にウルトラファインバブル発生装置内蔵タイプを追加 |
| ガス給湯暖房用熱源機 RVD-Eシリーズ | 2026-09-24 | 531,300円〜 | 製品寿命お知らせ機能の精度向上、本体29.5kg、UFB内蔵タイプにオートを追加 |
| 給湯リモコン MBC-282シリーズ | 2026-09-24 | 56,100円 | 「200」タイプのベーシックグレードを刷新、やさしい音声モードと無線LAN |
寒冷地向けのFF方式にウルトラファインバブル
RUF-UEシリーズに加わるのはFF方式・屋内壁掛型のガスふろ給湯器で、9月1日発売。ウルトラファインバブル発生装置を本体に内蔵する。
FF方式:燃焼用の空気を屋外から取り込み、排気も屋外に出す強制給排気式。燃焼室が室内の空気とつながらないため屋内に設置できる。
リンナイは、寒冷地ではボイラーによる暖房・給湯システムが広く普及してきたが、暖冬の傾向を背景にガス給湯器への関心も高まっているとして、この方式にウルトラファインバブルを広げる理由を説明している。ウルトラファインバブルの効果としては、排水管の汚れと浴室の洗浄、肌の水分量の向上、肌汚れの洗浄を挙げ、ガス給湯器でのファインバブル産業会の認証取得を2026年4月8日に公表している。Air Bubble Technology搭載機器の累計販売台数は、2025年10月27日の公表時点で15万台を超えた。
| 号数 | ふろ機能 | 型式 | 希望小売価格(税込) | 同(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| 24 | フルオート | RUF-UE2401AFFAH | 600,600円 | 546,000円 |
| 24 | オート | RUF-UE2401SAFFAH | 540,100円 | 491,000円 |
| 20 | フルオート | RUF-UE2001AFFAH | 572,000円 | 520,000円 |
| 20 | オート | RUF-UE2001SAFFAH | 510,400円 | 464,000円 |
熱源機は29.5kgまで軽くなる
給湯と追いだき、温水暖房を1台でまかなうガス給湯暖房用熱源機のRVD-Eシリーズは、9月24日にモデルチェンジする。搬入と設置に効く変更が本体質量で、現行品からさらに軽くして29.5kgとし、ガス給湯暖房用熱源機として業界最軽量になるとしている。
機能面では「製品寿命お知らせ」の判定要素を増やした。経年劣化の兆候を自社のアルゴリズムで判定し、故障の可能性が高まると台所リモコンに通知する仕組みで、通知のタイミングを早すぎず遅すぎない位置に寄せる。取り替え時期が事前に分かれば、突然の停止から復旧までお湯が使えない期間を短くできる。
ラインアップでは、ウルトラファインバブル発生装置を内蔵する「RVD-UE」にふろ機能オートのタイプが加わり、フルオートだけだった選択肢が広がる。このほか、給湯器の使い方をもとに省エネ機能をスマートフォンアプリで案内する「レコメンド」機能と、気象警報が出たときに非常用水の確保として湯はりを提案する「気象警報湯はり」機能を持つ。気象警報湯はりはウェザーニューズの配信情報を使い、一般的な浴槽1杯でバケツ約25杯分の水を確保できるとする。製品寿命お知らせとレコメンド、気象警報湯はりは、いずれもインターネット接続環境が要る。
| 号数 | ふろ機能 | UFB | 型式 | 希望小売価格(税込) | 同(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| 24 | フルオート | あり | RVD-UE240EAW2-1 | 625,900円 | 569,000円 |
| 24 | フルオート | なし | RVD-E240EAW2-1 | 587,400円 | 534,000円 |
| 24 | オート | あり | RVD-UE240ESAW2-1 | 583,000円 | 530,000円 |
| 24 | オート | なし | RVD-E240ESAW2-1 | 544,500円 | 495,000円 |
| 20 | フルオート | なし | RVD-E200EAW2-1 | 574,200円 | 522,000円 |
| 20 | オート | なし | RVD-E200ESAW2-1 | 531,300円 | 483,000円 |
この価格は暖房バリエーションが2温度・熱動弁外付のもので、2温度・熱動弁内蔵のタイプもラインアップにある。同じ号数とふろ機能で見ると、ウルトラファインバブルの有無による差は38,500円(税込)になる。
給湯リモコンは音声を作り直した
MBC-282シリーズは、給湯器用リモコン「200」タイプのベーシックグレードのモデルチェンジで、型式はMBC-282VC、希望小売価格は税込56,100円(税抜51,000円)。9月24日発売。普及帯のリモコンにあたり、現行品のレイアウトと操作方法は変えずに、画面の情報量を絞っている。
音声案内には「やさしい音声」モードが加わる。シニア向けコンロ「SAFULL+(セイフルプラス)」の開発で得た知見を使い、文節ごとに間を入れ、内容をかみ砕いて読み上げる。従来の「40℃でお湯はりします」に対し、やさしい音声では「おふろを40℃でお湯はりします おふろの栓をご確認ください」と流れる。音声の速さは3段階(速め、標準、遅め)、高さも3段階(標準、やや低め、低め)から選べる。リンナイは高齢者を対象にした自社のヒアリング調査で、この変更が分かりやすさにつながることを確認したとしている。
無線LANにも対応し、スマートフォンアプリからの湯はり操作、気象警報に連動した湯はりの提案、製品寿命の通知が使える。いずれもインターネット接続環境が要る。
確認先: リンナイ ニュースリリース



