合板や木材、建材の卸を手がけるJKホールディングスが、高山木材(東京都三鷹市)の発行済株式すべてを取得する契約を9月28日に結んだ。10月2日に開示した。高山木材は10月30日付でJKホールディングスの連結子会社になる予定で、同社は多摩エリアのグループ基盤が広がるとしている。

高山木材はどんな会社か

高山木材は1968年8月の設立で、三鷹市下連雀で木材と建築材料を販売する。代表は髙山一雄、資本金は7,500万円、従業員は33名。株式は髙山代表が100%持っている。

売上高は3期とも11億円台から12億円台で、2025年9月期は12億1,000万円。営業利益は2024年9月期の5,000万円から400万円に落ち、経常利益と当期純利益は赤字になった。

決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2023年9月期 1,165百万円 15百万円 △4百万円 △4百万円
2024年9月期 1,182百万円 50百万円 30百万円 32百万円
2025年9月期 1,210百万円 4百万円 △17百万円 △17百万円

取得の枠組み

取得の相手先は髙山代表で、JKホールディングスの高山木材株の保有は0株から15万株(議決権比率100%)になる。開示によると、両者の間に資本関係、人的関係、取引関係はない。取得価額は非公表で、同社は「適切なデューデリジェンスを実施しており、公正妥当と考えられる金額」で取得するとしている。

項目 内容
取得株式数 15万株(議決権比率100%、異動前は0株)
取得価額 非公表
契約締結日 2026年9月28日
子会社化 2026年10月30日(予定)

連結業績への影響は軽微と同社は見込んでいる。修正の必要が生じた場合は改めて公表するとしている。

卸が拠点を買い足す動き

JKホールディングスは、グループ企業63社、全国約300拠点で合板の製造販売、木材の加工販売、合板と合板二次製品、建材、住宅機器などの卸売を手がける。中期経営計画「Value Proposition27」では「M&Aを通じた拠点整備による基盤事業の強化」を重点施策に置き、今回の取得もこの延長にある。

子会社化の開示は、2月の荒木建材店、4月の調布ハウジング、8月の本橋木材、9月の旭機材に続く5件目になる。8月の本橋木材は清瀬市の木材・建材の加工販売会社で、多摩地区の拠点が2社目になる。三鷹で高山木材から木材や建築材料を仕入れてきた工務店にとっては、仕入先の資本がJKグループに変わる。子会社化後の商号や取引条件は公表されていない。

確認先: 高山木材株式会社の取得(子会社化)に関するお知らせ(JKホールディングス)