ノーリツグループの住宅設備メーカー、ハウステック(愛知県知多郡阿久比町)が9月3日、価格改定を発表した。システムバスやシステムキッチン、洗面化粧台、給湯器など主力製品を2027年1月5日発注分から改定する。取付設置費と配送費だけは先行して、10月1日発注分から現行価格に10〜20%程度を上乗せする。

対象になる品目と改定率

改定率は商品カテゴリーで分かれ、洗面化粧台がいちばん大きい。

カテゴリー 対象商品 改定率 実施時期
浴室製品 戸建・集合システムバスルーム、浴室用機器類・オプション部材 平均10%程度 2027年1月5日発注分
厨房製品 システムキッチン、コンパクトキッチン、ミニキッチン、厨房用機器類・オプション部材 平均10%程度 2027年1月5日発注分
厨房製品 洗面化粧台・オプション部材 平均15%程度 2027年1月5日発注分
住機製品 給湯器・単品浴槽、給湯器・浴槽用別売部材 平均8%程度 2027年1月5日発注分
環境製品 家庭合併浄化槽、小規模合併浄化槽 平均10%程度 2027年1月5日発注分
取付設置・配送 取付設置費、配送費 現行価格+10〜20%程度 2026年10月1日発注分

見積り提出分の切り替えは、取付設置費・配送費が9月14日提出分から、それ以外の製品群は12月1日提出分から。

先に上がる工事費、遅れて上がる商品価格

今回の改定は、工事費・配送費を先に上げ、商品本体の価格は約3カ月遅れて上げる2段構えになっている。取付設置費と配送費は10月1日発注分から即座に反映されるのに対し、システムバスや給湯器など商品本体の価格は2027年1月5日発注分までは現行のまま。見積りをこれから出す工務店・商社は、9月14日以降に出す取付設置・配送の見積りと、12月1日以降に出す商品本体の見積りとで、反映される時期が分かれる点に注意が必要になる。

改定の理由

樹脂など各種資材価格の異常な高騰を挙げている。ハウステックは国際情勢の緊張と結び付けて説明しており、既存の緊急原材料付加料金制度(一時的な資材高騰分を上乗せする仕組み)による対応だけでは追いつかず、恒常的な価格改定に踏み切るとしている。この緊急原材料付加料金制度は2026年12月29日発注分をもって終了する。ただし、同日までに発注し納期が2027年2月26日までの案件は、制度終了後も従来の取り扱いが適用される。

確認先: 価格改定のご案内(2026年9月)(ハウステック)