住宅金融支援機構が公表した2026年9月のフラット35金利で、最も利用の多い返済期間21年以上35年以下・融資率9割以下の区分が、最頻・最低金利年3.460%、最高金利年5.690%になった。8月の3.290%からさらに上昇し、2カ月連続で過去最高を更新した。

3カ月の推移

7月の最頻・最低金利は3.140%だった。8月は3.290%に上がり、現行制度になった2017年10月以降で最高を更新。9月はそこからさらに上がり、8月の記録を上回った。

月 最頻・最低金利
7月 3.140%
8月 3.290%
9月 3.460%

9月の最高金利は5.690%。取扱う金融機関ごとに手数料水準が異なり、金利には最低から最高までの幅がある。

返済期間20年以下(フラット20)は最頻・最低金利3.140%〜最高金利5.370%、36年以上50年以下(フラット50)は3.700%〜5.620%。融資率9割超の場合はいずれの返済期間も、9割以下の最低金利と同じ水準が単一の金利として適用される。

10年国債の利回り上昇が背景

住宅新報は9月17日付で、10年物国債の利回り上昇を今回の上昇の背景に挙げている。フラット35は住宅ローン債権を担保にした証券(MBS)の発行金利をもとに決まる仕組みで、長期金利の指標である10年国債の利回りが上がると、後追いでフラット35の金利も上がりやすい。

フラット35は保証会社の審査を介さず、住宅金融支援機構と提携した金融機関が全期間固定金利で貸し出す住宅ローン。工務店の受注する新築・リフォームの資金計画や、商社が見積もる建材のグレード選択でも、借入額と月々の返済額を左右する前提条件のひとつになる。

確認先: 最新の金利情報(住宅金融支援機構【フラット35】)