サンゲツが9月17日、木質床材「ハイブリッドフローリング」を発売する。ベルギーのユニリンが開発して製造した商品をサンゲツが扱うもので、床に接着剤を塗らず、釘も打たない。サネのはめ合わせだけで板どうしを固定する。

施工の方法が変わる

固定に使うのはユニリンのUNICLIC、板の側面に切ってあるサネをはめ込むだけで連結できるジョイントシステムだ。これで組んだ床は下地に固定されず、床全体が一枚の面として下地の上に載る。接着剤や釘で下地に留めないこの敷き方をフローティング工法という。

厚みは8mmで、専用のアンダーレイ2mmを敷くと総厚10mmになる。

水まわりに木質の床を通せる

サンゲツが挙げている特長は4つある。意匠、防水、表面強度、そして基材のサステナビリティ。このうち発注の選択肢を変えるのは防水だ。

板と板のつなぎ目は、木質フローリングで水が入る場所になる。UNICLICのはめ合わせとユニリン独自の撥水コーティングで目地からの浸水をブロックし、下地への水漏れを防ぐとしている。これによりLDKに加えてキッチンや洗面脱衣室にも使える。商業施設と高齢者福祉施設も対象に入る。

水まわりだけクッションフロアに切り替える必要がなくなるため、LDKから洗面脱衣室まで同じ柄で通した提案ができる。

表面と基材

表面はメラミン樹脂層で、傷や凹み、熱に強い。定期的なワックスがけは要らない。印刷層には同調エンボス加工が入り、天然木の木肌の凹凸感を再現している。

基材は高密度繊維板(HDF)で、木質部には製材所の廃木材などを再利用している。

品番と見本帳

柄 サイズ 厚み 収録点数
クラシック 190×1,200mm 8mm 6点
インプレッシブ 190×1,380mm 8mm 4点

床材見本帳「HYBRID FLOORING vol.1」の発刊は発売と同じ9月17日で、デジタルカタログも同日公開。価格は公表されていない。

確認先: サンゲツ 公式ニュースリリース