ノーリツ(神戸市)の温水機器の値上げが8月3日受注分から始まった。ガス給湯機器と石油温水暖房熱源機、業務用温水機器が約5〜18%、温水式浴室暖房乾燥機と温水式暖房放熱器、ガスファンヒーターが約11〜30%、温水機器関連部材が平均11%。対象はメーカー希望小売価格で、発表は5月20日、6月10日に内容を更新している。

対象になる品目と改定率

改定率は商品分野で3つに分かれ、暖房系の機器がいちばん大きい。

主な商品 改定率
ガス給湯機器、石油温水暖房熱源機、業務用温水機器 約5〜18%
温水式浴室暖房乾燥機、温水式暖房放熱器、ガスファンヒーター 約11〜30%
温水機器関連部材 平均11%

品番ごとの改定後価格は同社の「2026年8月価格改定表」に載る。改定は一部商品が対象で、全品番が一律に上がるわけではない。

改定の理由

外部調達材料価格とエネルギーコスト、物流費の高騰が続いていることに加え、中小受託取引適正化法(下請代金支払遅延等防止法を改めた法律。2026年1月1日施行で、発注者側の義務と禁止行為が広がった)の施行に伴う適正取引への対応を挙げている。生産性向上や合理化によるコスト削減、諸経費の削減を進めたが、企業努力だけでは対処が難しいと判断したとしている。

給湯機器では他社の改定も続く。コロナは電気温水器を平均3%、家庭用ヒートポンプ給湯機「ネオキュート」を平均5%、温水床暖房「エコ暖フロア」を平均10%、いずれも10月1日から改定する。

確認先: 希望小売価格改定のお知らせ(ノーリツ 2026年5月20日)